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2016年6月

6月 27 2016

■ ホームページのSEO対策って何?

・インターネットを利用した通信販売が盛り上がっているこのご時世の中で,ご商売をやられている方,これから商売をなさろうと考えている方にとって,ホームページの集客効果はどれくらいなのか予め知りたいところですよね。
また,検索画面で,すぐに目立つように表示してもらえるようになるのか,気になるところですよね。

・でも,私の経験からして,期待は余りすべきではないでしょう。
私の感覚としては,田んぼに生えている看板,野立て看板のようなものと思います。よほどネット上でブレイクするのでなければ,そのように思っていただくのが現実に即するかと思います。

・SEO対策にお金をかけて他人に依頼するなら,何をしてくれるのか,それがどのような効果があるのかを,ハッキリさせておいた方がよいでしょう。一歩,立ち止まって考えてみましょう。

・SEO対策として,私が耳にした限りでは,過去には,多くのリンクを貼ったり,キーワードをたくさん埋め込むといった方法があったようです。しかし,日々,新しいホームページが無数に立ち上がっている現在の状況で,一度,何か特殊なことをしたからといって,皆が同じことを行うようになれば,目立たなくなるのは当然ですよね。

・では,どうすればよいのでしょう?
検索サイトを提供してくれているグーグルさんが公表している「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」を見ながら,考えていきましょう。
同ガイドライン(2016年4月8日現在)には,
•検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
•ユーザーをだますようなことをしない。
•検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
などの基本事項が書かれ,さらに具体的には,
•コンテンツの自動生成
•リンク プログラムへの参加
•オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
•クローキング
•不正なリダイレクト
•隠しテキストや隠しリンク
•誘導ページ
•コンテンツの無断複製
•十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
•ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
などをしないようにします,と助言されています。

・また,最近のグーグルさんの規約の改定では,検索結果表示の順位に関し,ホームページがスマートフォン対応かどうかが考慮されるようです。

・上に掲げたような不正行為をやれば,グーグルさんは表示順位を下げると表明しているのですから,SEO対策にはならないですよね。
新鮮で,役立つ情報をマジメに掲載し続けることが最良の方法であり,SEO対策と称して,ファイルの更新時刻を変更するようなプログラムを買っても,グーグルさんのガイドライン違反ですから,SEO対策としての効果は得られないばかりか,逆効果ということにもなりかねません。

・また,グーグルさんの検索ロボット(AI)が,どのように商業サイトの「有意性」を判定しているのか判りませんが,その業界の一般的な基準や学術的な価値基準でランク付しているとは思われません。
・ある種の業界の店舗だけを集めた広告サイトも見かけますが,そのサイトでのランキングは所詮,参加した事業者だけの内輪のものに過ぎません。

・インターネットが普及して,簡易に情報に接することができるようになった反面,思わぬ落とし穴に入ってしまわないよう,情報を入手するユーザーの側でも,インターネット上で表示されている情報(検索表示順位も含め)が,十分に信用に足りるものか,慎重な吟味が必要なのだと思います。


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