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2021年11月

11月 29 2021

■ 景気サイクル

・ 現在,コロナ禍の最中にあり,テレワークの普及など、生活様式が大きく変わりつつあると感じます。パソコンを使った会議のほか、AIの応用やドローンなど新たな技術が生み出され、社会が変わりつつあると感じます。

・ こうしたイノベーションによる変化は、予見しづらいものですが、投資する期間を考えるにあたっては、一般的に言われている景気サイクルの要因と長さを知っておくと、思惑が外れた際に、どれくらいの期間塩漬けにすることになるのか、その間会社は倒産せずに存続しそうなのかといったことを考えて、下手に損を確定しなくても済みますし、買う前にも、引き受けるリスクの内容や大きさを想起して、買うか・買わないかの判断の材料とすることが出来ます。

・ 景気には,短期,中期,長期のサイクルがあると言われています。短期の景気サイクルは、企業が需要に応じた水準に在庫をコントロールしようとして生産調整することによって発生する在庫循環を要因とするもので、1年半~3年半程度の周期と言われています。中期の景気サイクルは、設備投資を要因とすると考え、10年程度の周期とみる考えや、建設需要を要因とすると考え、15年~20年程度の周期とみる考えがあり、周期の長さや要因についていろいろな考え方があります。長期の景気サイクルは、イノベーション(創造的破壊)を要因とするもので、50年程度を周期とするものと言われてきました。

・ 前々回のコラムに示した中国の株価推移(2005年1月~2015年12月)のグラフをみると、2007年10月をピークとしたバブルの崩壊後、2008年10月のリーマン・ショックの頃まで下落が続き、2009年7月末まで上昇していきました。その後は、3000ポイント~2000ポイントの間を推移し、バブル始まりの1000ポイント台から比べれば高い位置ですが、2009年7月末の3500ポイントを超えるには2015年までの6年超の時間がかかっています。


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